クリアンス(CREINS) |
クリアンス を浴槽に入れると瞬時に二酸化塩素が発生して溶液となり、簡単に除菌濃度の二酸化塩素水を得る事ができます。
その際、他の酸性薬剤などの添加は一切必要としません。 |
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外観 重量 包装 成分濃度 |
:白色タブレット :1錠(10g) :20錠 / 袋 :ClO2 10% |
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お問い合わせは・・・072-875-2963
main@nihon-crc.jp
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1.浴槽内でのレジオネラ増殖メカニズム |
循環浴槽水中では、水と汚れが同時に存在することにより、配管内·ろ過機内にバイオフィルムが 発生します。
その内部では細菌が増殖し、次に細菌をエサとするアメーバー(ハルトマネラ・ネグレリア属など)が増殖し、アメーバー内に寄生するレジオネラ菌も増殖します。 |
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このようにレジオネラ菌はアメーバー内に寄生しているので簡単には退治できません。
通常、水中での細菌は塩素系殺菌剤で除菌できますが、バイオフィルム内にあるレジオネラ菌は、高濃度の塩素処理でも難しいといわれています。
また塩素系殺菌剤の耐性アメーバーも確認されており、この場合はスーパークロリネーション等の高濃度処理を行っても除菌ができません。
レジオネラ菌を退治するためには、頑固なアメーバーの除去までする必要があります。 |
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2.塩素と二酸化塩素の違い |
塩素も二酸化塩素も除菌原理としては、酸化作用で微生物の生命根源細胞を損傷させるという点では同じです。 しかし塩素の一次作用点が原形質タンパクであるのに対し、二酸化塩素は主に細胞膜といわれています。 細胞膜の方が原形質より早く薬剤にさらされるので、バイオフィルムを破壊する二酸化塩素の方が確実にレジオネラ菌を除去できます。 |
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3.従来の高濃度除菌剤との違い |
従来の薬剤では、A剤・B剤の2つの薬剤を現場で混合希釈して利用されています。
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A剤 |
: 安定化二酸化塩素 (亜塩素酸ナトリウム·NaClO2) |
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B剤 |
: 活性剤 (酸性物質、塩酸、クエン酸等) |
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従来のA剤・B剤の問題点 |
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1. |
A剤は溶液であり、時間が経過すると徐々に分解・劣化していくので、在庫上問題があり、管理に手間がかかります。 |
2. |
B剤は、強酸性の物質が多く、保管・取り扱いに注意が必要になります。 |
3. |
A剤とB剤を100%反応(未反応物を残さない)させ、二酸化塩素を発生させるのは難しく、別途反応槽や反応時間を確保しなければなりません。 |
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4.短時間で最大効果を発揮 (一般財団法人 日本食品分析センター調べ) |
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対 象 |
生菌数(/mL) |
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開始時 |
1分後 |
3分後 |
大腸菌 |
クリアンス 1ppm 溶液 |
4.9x105 |
5.2x105 |
< 10 |
対 照 |
4.9x105 |
─ |
5.6x105 |
大腸菌(O-157:H7) |
クリアンス 1ppm 溶液 |
3.1x105 |
< 10 |
< 10 |
対 照 |
3.1x105 |
─ |
3.6x105 |
レジオネラ |
クリアンス 1ppm 溶液 |
8.2x106 |
< 100 |
< 100 |
対 照 |
8.2x106 |
─ |
1.1x107 |
サルモネラ |
クリアンス 1ppm 溶液 |
3.6x105 |
4.0x102 |
< 10 |
対 照 |
3.6x105 |
─ |
3.9x105 |
黄色ブドウ球菌 |
クリアンス 1ppm 溶液 |
5.0x105 |
1.2x104 |
< 10 |
対 照 |
5.0x105 |
─ |
3.6x105 |
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<10 及び <100 : 検出せず |
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保存温度 |
:25℃ |
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対照 : 精製水(黄色ぶどう球菌は生理食塩水) |
─ |
:実施せず |
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